
石ノ森萬画館で漫画家・伊藤潤二さんの個展を開催中。デビュー作「富江」や「首吊り気球」などの自筆原画、イラスト、絵画作品を展示し、ホラーとユーモアを行き来する独創的な世界にいざなっています。9月28日まで。
伊藤さんは1963年、岐阜県中津川市生まれ。歯科技工士として勤務する傍ら、1986年に初投稿作品「富江」で楳図賞佳作を受賞しデビュー。3年後、漫画家業に専念。以来「首吊り気球」「死びとの恋わずらい」「うずまき」ほか発表。国内外問わず読者から絶大な支持を得ています。
「伊藤潤二展 誘惑」は2024年4月の東京を皮切りに兵庫、青森、福岡でも開催。10月11日からは名古屋に会場を移します。本展描き下ろしの新作「禍々しき桐絵」も展示されています。
展望喫茶BLUEZONEではコラボメニューを提供。「これじゃまるで…ミンチじゃないか……」という声が聞こえてきそうな「富江のもろミートソースパスタ」(1290円)、パプリカパウダーで赤い霧を表現した「絶叫の夜 黒カレー」(同)、ラテシートが崩れていく様子も楽しめる「トミエ」ラテ(660円)などを味わえます。
石ノ森萬画館の開館時間は午前9時~午後5時(最終入館4時30分)、観覧料は900円(中高生600円、小学生250円、未就学児無料)。期間中の休館日は8月26日と9月2、9、16、24日。価格はいずれも税込み。





