ヘラルボニーと気仙沼ニッティングのコラボアイテムをお披露目する巡回展が、盛岡市のHERALBONY GALLERYにやって来ました。刺しゅうが施された一点物のセーター、色鮮やかなミトンなど、丁寧な手仕事とアートの融合が楽しめます。期間は2月10日~3月3日で、土日祝日のみオープン。
セーターは3種類の羊毛をブレンドした気仙沼ニッティング独自の毛糸で編んだ一着。やまなみ工房の作家・河合由美子さんが前後にさまざまな「まる」を刺しゅうし、アート作品に仕上げました。価格は60万5000円、応募フォームから申し込んだ人のうち1人が購入できる抽選販売です。
ミトンは作家・伊賀敢男留さんが描いた「てぶくろ」の絵を再現。カラフルなデザインを、十数色の毛糸で精緻に編み上げています。6万9300円で、展示会場で取り扱うほか、注文フォームで予約を受け付けています。
気仙沼ニッティングは「これまで見たこともないような、ユニークでチャーミングで、熱量のあるものになりました」としています。会場では刺しゅう作品や色鉛筆画も展示。3月9~30日の毎週土曜日には気仙沼ニッティング本店「メモリーズ」でも開催されます。いずれも時間は午前11時~午後5時、価格は税込み。