特集 地元愛を贈りませんか

 お祝いのセレモニーが縮小されている今こそ、贈り物にこだわってみませんか。幸せの門出を演出する奥州市のブライダルサロンがオリジナルのギフトBOXに込めた思いとは―。

会えないけれど大切な人に ふるさとを知ってほしい

「奥州市まるごと特産品ギフトBOX」(5500円)奥州米ひとめぼれ300g/夢ふぶき純米吟醸300ml/前沢牛ビーフカレー220g/岩谷堂羊羹210g6個入り/そば通も呻る八割そば240g/前沢牛らーめん120g1食
「花巻市まるごと特産品ギフトBOX」(5500円)生醤油濃口200ml/五月長根白ワイン360ml/南部小麦そうめん250g/無添加ドレッシング1本150ml/南部関特別純米酒300ml/金婚漬スライス90g/青なんばんみそっこ胡瓜120g/白金豚肉みそ140g
「北上市まるごと特産品ギフトBOX」(7150円)鬼剣舞特別純米酒720ml/北上ガレット28g3枚入り×4袋/りんごジュース195g/黒岩めでた米300g/きたかみ牛牛すじカレー200g/更木桑茶パウダー60g/北上川冷めん2食390g/えごま×オリーブ110g
「一関市まるごと特産品ギフトBOX」(5500円)世嬉の一本醸造生貯蔵300ml/松勘の米450g/奇跡の醤濃口150ml/自家焙煎珈琲「義経ロマン」10g×6袋/関山純米吟醸300ml/百年茶ティーバッグ1.6g×6袋

 コロナ禍は大勢のゲストを集める婚礼シーンにも大きな影響を与えています。貸衣裳と写真スタジオを営む奥州市の「ブライダルサロン七福人」ではコロナ禍以降、ブライダル関連の仕事は家族単位の小さな式や、フォトウエディングがほとんどになり、「県外に住む学生時代の友達にも来てほしかった」「おばあちゃん、おじいちゃんにも見せたかった」と話す新郎新婦の声をスタッフは切ない気持ちで聞いていたそうです。

 「こんなときだからこそ、感謝の気持ちを伝えるお手伝いができないか」。こう考えた同社の平澤正敏社長がご祝儀のお返し用に考案し、昨年末に販売開始したのが「まるごと特産品ギフトBOX」。世の中にすてきなカタログギフトがたくさんある中、あえて地元にこだわることで「『こういう場所に嫁ぎました』『こういう土地で暮らします』という報告や紹介に代えてほしい」という思いを込めました。ギフトBOXは本社のある奥州市と、花巻市、北上市、一関市の合わせて4種類。それぞれに祝い酒としての清酒やワインと、風土を感じさせる米や麺類、調味料などを詰め合わせ、写真と手紙を添えることもできます。

ギフトに手紙と写真を添えて(料金別途)。写真はデータの持ち込みもできる

 結婚式は夫婦になる2人が、家族や友人とのつながりを深める場所でもあります。その場をこれまで通りに持つことが難しい今、平澤社長は「ギフトBOXが温かい関係をつないでくれたらうれしい」と願います。ギフトBOXは予約販売。結婚式の引き出物に限らず、各種贈答、自宅用にも使え、成人式、卒入学、七五三のお祝い返しにもおすすめです。

〔取材協力・問い合わせ〕
ブライダルサロン七福人
奥州市水沢佐倉河字慶徳44-1
フリーダイヤル0120・188・500
営/10時〜17時
休/水・木曜

(いわにちリビングun 2022年2月11日号掲載 「特集 地元愛を贈りませんか」より)

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