タイガー魔法瓶(本社大阪府)が、俳優ののんさん監修のオリジナルアートボトルを2月25日に発売します。のんさんが脚本・監督・主演を務める映画「Ribbon」をイメージしたデザイン。発売に先駆けてタイガーボトルサイトで予約を受け付け中です。
映画「Ribbon」の着想は、コロナ禍で卒業制作展がなくなるなど、青春を奪われていく学生たちの悲しみから。のんさんは「世の中の擦り切れた思いを少しでも救い上げたい」と、美大生の再生物語を企画したそう。リボンをモチーフにしたアート作品の制作を続けるなど、“創作あーちすと”としても活動するのんさん。映画「Ribbon」の主人公・浅川いつかが着用する大量のリボンの衣装も、色合いやバランスにこだわって自ら製作しました。
アートボトルは、この映画の衣装がモチーフ。リボンの凹凸を真空断熱ボトルの全周に立体的に表現し、手触りも楽しめます。ステンレス真空二重構造が保温・保冷に効き、季節を問わず使えるのもポイント。飲み口の上部に丸みをつけて陶器のマグカップのような口当たりを実現し、飲み口専用パーツがないのでお手入れも簡単といいます。容量は0.48ℓ、価格は税込16,500円。
のんさんからのコメント
―タイガー魔法瓶とコラボした理由は。
高性能でお洒落なタイガーの魔法瓶とコラボできたらどんなものになるのかワクワクしました。
―今回のデザインに込めた思いは。
私はリボンというモチーフが好きで、とても大切にしています。リボンは可愛いものの象徴でもありますが、不気味にもかっこよくもなる。色んな魅力を見せてくれるリボンなら、日常的に使う魔法瓶とのコラボも素敵だろうと思いました。
―のんさんの考えるサステナブルとは。普段の生活で意識していることはありますか。
魔法瓶で飲み物を持っていったり、エコバッグを使ったり、洋服をアップサイクルしたり、身近な事から意識しています。オーガニックコットンを作った土地に基金が回っていくプロジェクトに参加したりもしました。私は、SDGs Peopleの第1号に選ばれました。SDGs Peopleになって感じた事は、サステナブルに対して関心のある人、何がそこに繋がるのかを知ることで取り組みたいと思ってくれる人がたくさんいるなという事です。世界中の人がサステナブルに敏感になっている時なので、みんなで日常的に、身近なところで取り組めたら良いと思います。魔法瓶は、日常のサステナブルに最適ですね。
のんさんが脚本・監督・主演の映画「Ribbon」は、主人公の心の機微をカラフルなリボンで表現。時に鋭くとがり、時にしなやかに踊るリボンの特撮は「シン・ゴジラ」の樋口真嗣監督らが担当。“圧巻のリボン特撮”で映像化されています。
公開はテアトル新宿などで2月25日(金)から。フォーラム盛岡など東北地区は3月18日(金)から上映予定。
アートボトルの詳細、予約はタイガーボトルサイト(https://www.tigerbottles.com/products/art-bottle-ribbon)で。