土偶女子も必聴! トークイベント「岩手の縄文人」 27日、藤沢文化センター縄文ホール
一関市立藤沢図書館のトークイベント「岩手の縄文人」は11月27日、藤沢文化センター縄文ホールで開かれます。岩手の土偶や遺跡を中心に、ゲスト2人が縄文人の魅力をたっぷり語ります。
ゲストは藤沢野焼祭の審査員も務めるフリーペーパー「縄文ZINE」編集長・望月昭秀さん、「土偶女子」として知られる文筆家・譽田亜紀子さん。2人は「藤沢町の素敵を発信!!~縄文を知る、郷土作家を知る~」をテーマにトークを繰り広げます。
会場では、市内から出土した「蛙形鹿角製品」「コノハズク形(鳥形)土製品」「岩偶」「注口付土器」の4点を当日限定で展示するほか、ゲスト2人の書籍販売&サイン会も予定。さらに、県立図書館巡回展「今こそ、縄文。」を11月18~27日の日程で同時開催します。
参加無料。市内の図書館または藤沢文化センターで入場整理券を配布しています。当日入場も可。問い合わせは藤沢図書館=0191(63)5088=へ。
望月昭秀さん(もちづき・あきひで) 1972年生まれ。ニルソンデザイン事務所代表。道南縄文応援大使。著書に新刊「土から土器ができるまで/小さな土製品を作る」(2022年、ニルソンデザイン事務所)、画人・蓑虫山人の猊鼻渓での逸話なども収録した評伝「蓑虫放浪」(2020年、国書刊行会)、「縄文人に相談だ」(2020年、角川文庫)、「縄文力で生き残れ」(2018年、創元社)など。
譽田亜紀子さん(こんだ・あきこ) 奈良県橿原市の観音寺本馬遺跡の土偶との出合いをきっかけに各地の博物館や遺跡を訪ね歩き、土偶と縄文時代の研究を重ねている。著書は「はじめての土偶」(2014年、世界文化社)、「土偶のリアル」(2017年、山川出版社)など多数。近著に「かわいい古代」(2021年、光村推古書院)、「新版にっぽん全国土偶手帖」(2021年、世界文化社)がある。