WEリーグ・日テレの岩清水梓選手(滝沢市出身)のエッセー「ぼくのママはプロサッカー選手 岩清水梓の出産と子育てのはなし」を刊行。トップアスリートが母の立場でしたためた、自分らしく生きていきたいと願う女性に共感と勇気を感じてもらえる1冊です。
サッカーの2011年女子ワールドカップで優勝した日本代表(なでしこジャパン)の守備の要・岩清水選手は、2020年、32時間におよぶ難産の末に男の子を出産。妊娠を機に一度は引退について家族と話し合ったものの、「わが子を抱っこして、ピッチに入場したい!」と現役続行を決意。育児休養期間を経て、現在も日テレ・東京ヴェルディベレーザの一員としてプレーしています。
サッカーとの出合いから引退への考え、出産と復帰までの激動の日々をユーモアも交えながら書き下ろしたほか、当時の直筆日記も特別公開。マタニティーフォト、息子を抱いてピッチに入場する復帰後の姿など、フォトグラファー・佐野美樹さんによる貴重な写真も掲載しています。
小学館クリエイティブ発行。四六判192ページ、税込み1540円。