盛岡市在住の作家くどうれいんさんが「日記の練習」を発売。小説やエッセー、短歌、絵本など幅広い創作の原点である日記の「練習」と「本番」をしたためています。刊行を記念し、9月29日にクロステラス盛岡1階シルヴァンプラザでサイン会などのイベントが開かれます。
くどうさんは「初めての日記本で、エッセーや短歌以上に普段着な気がして少し恥ずかしいですが、見せたいことだけを書きました」とコメント。日記について「書けない日も日記だし、何度だってあとから書き直してよいもの」とし、「読んでくださった方がどんなことでもいいので『書こうかな』と思ってくれたらうれしい」と話しています。
日々の短文日記(練習)と、それを基にしたエッセー(本番)を収録。著者の一年間の生活と思考、情動が読み取れます。事前注文が好調のため、発売前に増刷も決定。四六変型判並製、256ページ。NHK出版発行、税込み1870円。
イベントは、さわや書店による出張販売が午後2時から、くどうさんらがパーソナリティーを務めるエフエム岩手のラジオ番組「丸顔たちは、きょうも空腹」公開収録が3時から、サイン会が4時から。サイン会は当日購入した書籍限定で、購入時に整理券が先着150人に配られます。
さらに、エッセイスト古賀及子さんとの対談「生活にとって日記とはなにか」を10月4日に都内で開催。配信参加チケットの申し込みはPeatixから。