ロクシタンジャポンが、釜石市の事業であるラベンダー観光農園の設置を支援するクラウドファンディングを実施。すでに目標に達しているものの、さらなる賛同者を募っています。締め切りは7月29日ですが、ロクシタン製品のリターンは残りわずかです。
釜石市は、ロクシタン創設者オリビエ・ボーサンの古里である南仏プロヴァンスのディーニュ・レ・バン市と友好姉妹都市の関係。ロクシタンは東日本大震災以降、釜石市コミュニティーセンター(青葉ビル)の再建などさまざまな形で復興をサポートしてきました。
釜石市のラベンダー観光農園設置事業は、震災から10年の節目に発足。庭や家庭菜園のある一戸建てからマンションタイプの復興住宅に転居した市民が多く、公園やグラウンドは仮設住宅の建設用地として活用され、市民が土に触れる機会が震災前に比べ減少しました。このため釜石市は甲子地区の遊休農地を活用し、市民のための農園整備を開始しました。
ラベンダー栽培が盛んなプロヴァンス。今年2月、ディーニュ・レ・バン市はラベンダーの種を贈り、栽培方法のアドバイスも同封しました。ロクシタンは5月、1万2000㎡のラベンダー畑を整備するため釜石市と連携協定を締結しました。
クラウドファンディングの支援金は5000円と1万円の2コース。このうち1万円を支援して2万円相当のロクシタン製品がリターンされるコースは、すでに完売。5000円を支援して7600円相当のロクシタン製品がリターンされるコースも残りわずかです。
ラベンダー観光農園は釜石道釜石仙人峠ICから近く、釜石道からも眺めることができます。今後のスケジュールは、7月に定植とリターン発送を予定。今年度中に農園拡大に伴う水源整備や電気引き込みなどの工事を実施し、来年6月に新たにホワイトラベンダーなどの苗の定植を目指します。
ラベンダーは、ロクシタンのブランドを象徴する植物の一つ。ロクシタンは「ロクシタン製品をお使いいただきながら、震災から復興を遂げつつある釜石市に、市民の憩いの場を作るお手伝いができます。ご参加お待ちしております」と呼び掛けています。詳細、支援はクラウドファンディングのプロジェクトページで。