盛岡市内を流れる北上川で木造船「もりおか丸」の今年度の運行がスタートした。江戸時代、輸送手段として発展した舟運文化を伝えながら、街の活性化や賑わいづくりにも生かそうと2021年に整備されたもので、同年3月に船着き場「もりおか港(みなと)」「新山河岸(しんざんがし)」が完成。将来的には定期運行を目指している。
もりおか丸は開運橋付近のもりおか港から明治橋付近の新山河岸までの約1.7キロを往復。緑と街が調和する景色を眺めながら片道約30分の船旅が楽しめる。
新山河岸は、藩政時代の歴史や文化を色濃く残す鉈屋町の近く。船を降りたら、ぶらぶら周辺を散策するのもおすすめ。