京王百貨店の名物催事「元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」は、1月7~22日に新宿店で開かれます。第58回大会の記念丼は、東北本線一ノ関駅の「平泉鮭めし丼ぶり」! 会場には44都道府県の駅弁約300種類がずらりと並び、旅気分を盛り上げます。
地域の特色を盛り込み、さまざまな食材や調理法で多様に進化してきた駅弁。全国各地の駅弁が味の競演を繰り広げるこの大会は、いつからか「駅弁甲子園」と呼ばれるようになりました。
第50回大会からの恒例企画・記念丼は、大会ロゴとその年の干支をデザインした器が特徴。「平泉鮭めし丼ぶり」は斎藤松月堂が手掛け、銀鮭の切り身と紅鮭のフレークをのせた鮭づくし。各日150食を1500円で販売し、丼の予定数終了後は折箱1080円で販売します。
会場には輸送駅弁コーナーも設けられ、「特急列車ヘッドマーク弁当」も登場。ふたに特急のヘッドマークをプリントしたランチボックスで、思わず集めたくなる弁当として好評です。斎藤松月堂による「やまびこ」「はくつる」のほか、「とき」「あずさ」が並びます。価格は2160円(はくつるのみ2250円)。
さらに、復刻弁当として山田線宮古駅で販売していた「いちご弁当」が2週目のみ登場。ウニそぼろを敷き詰め、蒸しアワビを載せて仕上げた弁当は、調製元の魚元の廃業に伴い2018年に終売しました。今回は新杵屋(山形県)がレシピを継承し限定販売します。各日300食、2350円。
このほか、各地のベストセラーを目指した新作や、今大会のために開発されたメニュー、鉄道開業150年を記念した駅弁12種、人気のおにぎりなどが販売されます。
絶対に手に入れたい駅弁がある人は、京王ネットショッピング「駅弁大会専用サイト」での事前予約がオススメ。冷凍駅弁の配送も受け付けています。受付期間は12月25日~2023年1月20日。