復興庁とJTBは、るるぶ特別編集「東日本大震災伝承施設ガイド」を発行しました。被災地の小中学校や高校、観光案内所などに配布するほか、復興庁ホームページでも公開。現地に足を運び、防災・減災意識向上のきっかけをつくっています。
岩手、宮城、青森、福島の４県にある東日本大震災の伝承施設のうち、駐車場があり、案内や語り部がいる75施設を紹介。フィールドワークを通じて復興の過程を学ぶプログラムや、現地の交通情報も盛り込んでいます。
このうち「みちのく潮風トレイルを歩こう！」は、青森県から福島県まで総延長1025㎞にわたるロングトレイルの中から、浄土ケ浜周辺トレイルコースをピックアップ。１泊２日で約27㎞を歩くスケジュールで、遊覧船「宮古うみねこ丸」に乗船したり、国の天然記念物「潮吹穴」を訪れたりと充実の内容。コース上には「震災メモリアルパーク中の浜」「津波遺構たろう観光ホテル」もあります。
AB判、120ページで１万部印刷。冊子は非売品ですが、復興庁ホームページで読むことができます。
