タイマグラ集落の旬から保存食、スイーツまで  「森の恵みレシピ 春・夏・秋・冬」9月20日発売

 宮古市のタイマグラ集落で暮らす安部智穂さんの料理本「森の恵みレシピ 春・夏・秋・冬」が9月20日に発売。早池峰山麓の恵みをふんだんに使った保存食や展開料理、スイーツなど90品のレシピが掲載され、暮らしを紡ぐ豊かさと楽しさが詰まった一冊です。

 安部さんは1994年、タイマグラ集落に移住。山菜や木の実を採り、野菜を育てて保存食や発酵食にしたり、草木染めや籠作りをしたり、手仕事を大切にして暮らしています。

 本書では四季折々のレシピを紹介。春は摘みたてワラビをゆがいて絶品丼を作り、残りは塩漬けにして冬にたっぷり味わいます。秋にはうま味の濃いキノコを、風味が楽しめるおこわにするほか、パスタやオムレツに使えるオイル漬けに。約40種の素材の旬の味わい方、保存食の下ごしらえなど台所仕事のヒントが満載です。婦人之友社発刊。A5判、オールカラー、144ページ。税込み1870円。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!