浄法寺漆器でスイーツを NEW WING・対い鶴

 ホテルメトロポリタン盛岡NEW WINGの日本料理「対い鶴」で、特製ぜんざいを伝統工芸「浄法寺漆器」に盛り付けて提供しています。甘さ控えめで上品な味わいと、手になじむ木のぬくもりを体感できます。3月31日まで。

 焼き餅は紫波町産のもち米で作り、小豆もイチゴも県産にこだわった「オール岩手の和スイーツ」。金箔を添え、見た目も華やかに仕上げています。単品1200円、抹茶またはコーヒー付き1700円(サービス料、消費税込み)で、代金の一部は漆産業振興のため二戸市へ寄付予定。

 国内で流通している漆のうち、国産はわずか7%で、その約8割を二戸地域を中心に生産されている浄法寺漆が占めています。強度が非常に高く耐久性に優れていること、赤や黒の鮮やかな色合いを漆器に生み出せることなど、品質の高さが特長。中尊寺金色堂をはじめ日光東照宮(栃木県)や金閣寺(京都府)の修復、塗り直しにも採用されています。

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