一関市出身の作家・楡周平さんの小説「サンセット・サンライズ」が、菅田将暉さん主演で映画化。舞台は三陸の架空の町「宇田濱」で、大船渡や気仙沼で撮影されました。2025年1月17日の公開を前に、インスパイアソング「シオン」を収録したGRe4N BOYZのアルバムが発売され、上映への期待を高めています。
東京の大企業に勤める晋作はコロナ禍のリモートワークを機に、大好きな釣りが楽しめる南三陸で「お試し移住」をスタート。地元民の距離感ゼロの交流に戸惑いながらも、ポジティブな性格と行動力で溶け込んでいくが―。
宮城県ロケが中心の泣いて笑える移住エンターテインメント映画で、岸善幸監督と栗原市出身の脚本家・宮藤官九郎さんがタッグを組んだ話題作。菅田さん演じる晋作を迎える地元民を、井上真央さんや三宅健さんらが熱演。女川町出身の中村雅俊さん、石巻市出身の半海一晃さんも出演します。
予告映像でも流れる「シオン」は、GReeeeNから改名して初となるアルバム「あっ、ども。あらためまして。」に収録。GRe4N BOYZは完成後の映画に曲を付けるのは初めてだったといい、「たくさんの側面がある映画なので、いろんな気持ちに届くよう作っていきました」とコメントしています。
映画の挿入歌「サンセット・サンライズ」や、劇中音楽の「よそもの」「け!」「芋煮会」などが収録されたオリジナル・サウンドトラックは1月15日に発売。