未来のために。地球のために。考えよう、エネルギーのこと。
岩手日日新聞社主催のバスツアー「親子de学ぼう エネルギーのこと。in遠野・住田」(東北電力協賛)が8月19日に開催されました。参加した親子らは風力発電所や遠野の名所を見学し、ペットボトル風車づくりにも挑戦。学びと思い出がいっぱい詰まったツアーの内容をご紹介します。
自然の風をエネルギーにする風力発電所を見学

バスツアーには小学生とその保護者6組13人が参加。遠野市へ向かう車内では、東北電力社員によるエネルギー講座が行われ、電気をつくるしくみや日本のエネルギー事情について学びました。「石油や天然ガスなどの資源に乏しい日本は、エネルギー自給率が約13%ととても低い。経済的で地球に優しく、安定的にエネルギーを供給するためには、さまざまな発電方法をバランスよく組み合わせる『エネルギーミックス』という考え方が大切になる」と話しました。
シカの親子も見学!?

ツアーの目的地は、住田町と遠野市にまたがる県内最大級の風力発電所「グリーンパワー住田遠野風力発電所」。野外に展示された実物大のブレード(風車の羽根)を見学した後、山の上にある風車を間近に見物。参加者らは高さ114メートルもあるタワーを見上げ、その迫力に驚いていました。





クリーンなエネルギーとしてますます注目が高まる風力発電。東北電力グループでは「再生可能エネルギーの新規開発や既存電源の最大限活用に向けた取り組みを進めている」とし、事例とともに紹介。ペットボトル風車の製作体験や講話を通じて、風力発電のしくみや再生可能エネルギーに理解を深めた様子でした。



民話の里遠野で観光&買い物
「伝承園」ではオシラサマをまつるオシラ堂や、カッパ伝説の舞台となったカッパ淵に足を運び、遠野に伝わる民話の世界を体感。昼食は伝承園内にある「おしら亭」で、ひっつみやけいらんなどの郷土料理を堪能しました。「道の駅遠野風の丘」にも立ち寄り、お土産や産直野菜などショッピングも楽しみました。






CO2ゼロツアーで実施!
当ツアーは、協賛社の東北電力岩手支店が購入したJ-クレジットを通じて、ツアーで排出される二酸化炭素を実質ゼロにする「カーボンオフセット」に取り組みました。
購入したのは、「一関市有林J-クレジット」。担当の一関市農林部林政推進課の佐藤紳也さんは、「昨年から販売を開始した森林由来のクレジットで、購入費は森林の間伐や下草刈りなどの保育活動・森林保全、担い手の育成などのために活用されます。CO2を吸収してくれる森林を育成することで、CO2削減に貢献できる制度となります。現在は企業からの購入が多いですが、今回のようなイベントでの活用は一関市では初のケース。この制度を使うことで誰でも気軽に地球温暖化防止に貢献できるので、まずはJ-クレジットのことを知ってほしい」と願っています。東北電力岩手支店地域共創本部の長谷部大地さんは、「今回のJ-クレジットの活用は弊社として初の試み。以前から気候変動対策として様々な取り組みを進めていますが、その中でJ-クレジット購入によって地域の森林保全およびCO2削減に取り組むことが、地域課題の解決に貢献できるのではと考えました。今後は社内でもJ-クレジットの周知を図り、どのようなケースで活用を増やしていけるか、そして何より継続的な活用を模索していきたい」と話しました。
紙面を見て応募しよう!
計30名様に当たる! 遠野のお土産をプレゼント
紙面をご覧の上、アンケートに回答いただき、ハガキまたは応募フォームから応募ください。アンケートに回答いただいた方の中から抽選で15名の方に遠野のお土産をプレゼントします!さらに、外れた方の中からWチャンス賞として「トートバッグ」を抽選で15名様にプレゼントします!


※応募いただいた個人情報は、賞品の発送にのみ使用します。当選の発表は、賞品の発送をもって代えさせていただきます。なお、賞品は岩手日日新聞社または、賞品提供の会社から直接発送します。※個人情報は岩手日日新聞社が責任を持って管理します。利用目的は、抽選商品の配送に係る業務(商品提供先、配送業者に対する情報の提供)、および個人を特定しない形でのマーケティングのための各種統計に使用します。ただし、アンケート⑤の設問でa. 希望するとされた方に限り、東北電力と個人情報を共有させていただきます。(以下注意事項)
・電気料金プランの試算結果は、2週間程度で電気ご使用場所またはご指定の住所に郵送いたします。
・ご契約内容等の確認のため、お申込者またはご契約者さまにお電話させていただく場合があります。
・電気のご使用場所に「スマートメーター」が設置されていない場合は、試算に必要となる時間帯毎の詳細な電気ご使用実績が取得できないことから、試算結果の作成が出来かねますので、あらかじめご了承願います。
・現在のご契約プランが最適の場合もございますのであらかじめご了承ください。
・ご契約が特定できない場合や電話が繋がらない場合、東北電力以外の電力会社と電気の契約を締結されているお客さまは試算結果の作成・送付やプラン変更ができかねますので、あらかじめご了承願います。※個人情報の取り扱いについてご確認いただき、個人情報を提供することに同意の上、ご応募ください。(個人情報の取り扱い・問い合わせ/岩手日日新聞社営業局 0191・26・5111)
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