銀河リアス号で行く“里と海のイイトコ取り”ツアー 「鉄旅 OF THE YEAR 2021」DC部門賞

 鉄旅オブザイヤー実行委員会が、国内の優れた鉄道旅行を審査・表彰する「鉄旅オブザイヤー2021」の結果を発表。DC部門賞にJR東日本びゅうツーリズム&セールス・東日本旅客鉄道盛岡支社の『釜石線・三陸鉄道直通 「銀河リアス号」で行く“里と海のイイトコ取り”ツアー』が選ばれました。

 鉄旅オブザイヤー2021は、2020年11月~2021年12月に催行または催行を決めた国内旅行が対象。鉄道旅行の魅力、企画性、独自性が評価されます。

 DC部門受賞作は、東北デスティネーションキャンペーン(2021年4~9月)の一環で企画されたツアー。盛岡駅から恋し浜駅を往復し、車内で「遠野昔話語り部の会」の語りを楽しんだり、吉浜駅付近では徐行運転して車窓から三陸リアス海岸の自然美を眺めたりと盛りだくさん。下車駅では観光のほか、遠野駅で「カンナガラキーホルダー」作成体験、恋し浜駅で焼きたてホタテを堪能。駅弁や特産品の車内販売も充実した運行でした。

 DC部門と並ぶ主要部門のうち、エスコート部門賞(団体旅行)は『貸切列車HOKKAIDOLOVE!ひとめぐり号で行く 秋の北海道4日間』、パーソナル部門賞(個人旅行)は『「伊予灘ものがたり(道後編)」に乗る5つの列車で四国一周の旅』、鉄っちゃん部門賞は『271系新型ハローキティはるかで行く車両基地入線日帰りの旅』が輝きました。

 授賞式は4月20日に鉄道博物館てっぱくホール(さいたま市)で行われ、上記の4部門賞から投票でグランプリを選出。87の応募作品の頂点を決定します。

 このほか国土交通省鉄道局長賞に『通って深まる旅の旅情、何度も通って地元の人々と心通わせる新しいスタイルの旅 いわて 三陸鉄道 通い旅』、審査員特別賞に『南海・鉄たびシリーズ 第35回 紀州路ローカル線 鉄道遺産めぐりの旅』、ベストアマチュア賞に『「江戸時代にタイムスリップ!」東海道新幹線で行く~東海道五十三次 聖地巡礼の旅~』が受賞しました。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!