200年持つ和紙は自然の恵みと人の手から
東山和紙の主な原料は楮(コウゾ)とトロロアオイ。原料の栽培から手掛ける職人の鈴木英一さんは「和紙を漉(す)くよりも、漉けるようにするまでの過程の方がずっと長い」と語る。一つ一つの作業を積み重ねて出来上がる和紙は丈夫で、200年先まで持つという。作業場には紙漉きの音が響く。いつまでも聞いていたい心地よい音色だった。
(写真・文 遠藤凌平)
東山和紙の主な原料は楮(コウゾ)とトロロアオイ。原料の栽培から手掛ける職人の鈴木英一さんは「和紙を漉(す)くよりも、漉けるようにするまでの過程の方がずっと長い」と語る。一つ一つの作業を積み重ねて出来上がる和紙は丈夫で、200年先まで持つという。作業場には紙漉きの音が響く。いつまでも聞いていたい心地よい音色だった。
(写真・文 遠藤凌平)
一関市で活動するイラストレーターとフォトグラファーが、地元でものづくりをする人たちの“あたたかみのある背景”をそれぞれの視点で切り取りました。3月に同市で開催したコラボ展より一部を紹介します。(全5回、不定期掲載)
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