伊藤美誠選手、ヘラルボニーのアートを起用 ウェア受注販売も

写真提供:ニッタク

 盛岡市のヘラルボニーは、卓球の伊藤美誠選手(スターツ所属)、卓球専門メーカー・日本卓球(ニッタク)とコラボして新ユニフォームを作成しました。1月23日に東京都内で開幕する全日本卓球選手権大会でお披露目されます。

 ヘラルボニーは「異彩を、放て。」をミッションに掲げる福祉実験ユニット。知的障害のあるアーティストや福祉施設とライセンス契約を結び、2000点を超える高解像度アートデータの著作権を管理し、福祉領域の拡張を見据えた多様な事業を展開しています。

 コラボは、伊藤選手のアスリートとして、オリンピックメダリストとして社会貢献したいという思いから実現。自ら鈴木和也氏(東京都)の「抱負」、和田成亮氏(愛知県)の「ノースウエスト航空」の2作品を起用し、アートで彩られた新ユニフォームを大会や取材時に着用していきます。

鈴木和也氏「抱負」
和田成亮氏「ノースウエスト航空」

 このうち「抱負」を手掛けた鈴木氏は、足の裏に絵の具を付け、ステップを踏むように歩きながら描くスタイル。「抱負」デザインのウェアは「美誠×ヘラルボニー SP 2022」と銘打ち、全国のニッタク取扱店で受注販売しています。受注期間は1月16日~2月6日。売り上げの一部はヘラルボニーを通して作家へ還元されます。

 伊藤選手は「ヘラルボニーさんとのコラボウェア、率直に大好きです!!いろいろな方の作品を見せていただき、一人ひとりの感性や個性が目に留まりました。出来上がるまでの約10カ月はとても楽しみでした。実際のウェアを手にした時、とても素敵で、早く着たくてワクワクが止まりませんでした」とコメントしています。

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