Nagasawa COFFEE×HERALBONY コーヒータイムを彩るドリップバッグ、コースター限定販売

 コーヒー生豆の仕入れ、焙煎、抽出、提供までを一貫して手掛けるNagasawa COFFEEと、ヘラルボニー(ともに盛岡市)がコラボ。コーヒータイムをアートで彩る限定ドリップバッグとコースターを販売しています。

 米紙ニューヨーク・タイムズが発表する「2023年に行くべき52カ所」に、ロンドンに次ぎ2番目に選出された盛岡市。Nagasawa COFFEEは、同紙で「オーナーが豆にこだわり、ドイツのプロバット社製ヴィンテージのロースター(焙煎機)を個人的に輸入、復元している」と紹介されています。また、Nagasawa COFFEEの長澤一浩オーナーは2019年、世界的なコーヒーメディア・SPRUDGEが選出する「コーヒーの仕事を通じて世界を変えている20人(The Sprudge Twenty)」にも選ばれています。

 「異彩を、放て。」をミッションに掲げるヘラルボニーは、知的障害のあるアーティストや福祉施設とライセンス契約を結び、アートライフスタイルブランド・HERALBONYを展開。今回のコラボでは作家4人のアートを起用し、アートドリップバッグ、アートコースターが実現しました。

(左上から時計回りに)佐々木さん、伊賀さん、笠原さん、谷田さんの作品がデザインされたアートドリップバッグ

 4種のデザインのうち、たくさんの「丸」が並ぶのは佐々木早苗さん(花巻市・るんびにい美術館所属)のアート。このほか伊賀敢男留さんの「リーフ(yellow)」、笠原鉄平さんの「迷路で大いに遊んでくださいな!」、谷田圭也之さんの「#1225」が採用されました。

 ドリップバッグの中身は「キープスマイルブレンド」。震災後の避難所で手軽にコーヒーを飲んでほしいという思いで製作された「Nagasawa COFFEEの原点」です。誰が飲んでもおいしく飲めることを最優先に、苦味・酸味のバランスを重視して仕上げられています。

アートコースターも4柄そろえています

 長澤オーナーは「コーヒーを飲みながらアートに触れ、癒やしや安らぎを感じていただき、売上の一部が作家に還元される仕組み。誰も無理のない、幸せな取り組みが形になりました」とコメント。ヘラルボニーの松田文登代表取締役副社長は「福祉から生まれた“異彩”をやさしく感じられる日常を、盛岡からNagasawa COFFEEさんと実現でき幸せに思います」と話しています。

 アートドリップバッグ(4柄、各1個セット)は1080円、アートコースターは1980円。Nagasawa COFFEE店舗HERALBONY GALLERYのほか、HERALBONYショップ(カワトク)、各社ECサイトで販売しています。価格はいずれも税込み。

 HERALBONY GALLERYでは、作家4人の原画を中心にした企画展「NAGASAWA Coffee × HERALBONY」を3月26日まで開催。日時は土曜、日曜、祝日の午前10時~午後5時。

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