岩手県立大の学生が発案した「晴れやか高田のピーカンナッツジャム―米崎りんご―」の完成販売会が、3月24日にJR盛岡駅ビルフェザンで開かれます。陸前高田市の名産・米崎りんごを余すことなく活用したジャムを、学生自らPRします。
陸前高田市でタカタ本店を運営する菓子メーカー・サロンドロワイヤル(本社大阪市)と県立大、フェザンによる「FES”AN×STUDENTスマイルチャージいわてプロジェクト」の一環。陸前高田市が産業化を進めているピーカンナッツと、大きさのばらつきなどで規格外となった米崎りんごの魅力を掛け合わせ、ジャムを開発しました。
規格外の米崎りんご約1.2トン使用。パティシエがタカタ本店のオープンキッチンで試作し、学生たちがフィードバックするという工程を重ねて完成しました。実がごろごろと入っていて程よい酸味と甘味を感じることができ、ピーカンナッツの歯ごたえと香ばしさがアクセント。トーストやヨーグルト、紅茶などと一緒に楽しむのがオススメです。
同日は「米崎りんご」のほか、ピーカンナッツジャムシリーズとして「北限のゆず」「チョコレートスプレッド」も販売します。陸前高田市の名産「北限のゆず」も規格外を使用し、華やかな香りとすっきりとした甘さが特徴。チョコレートスプレッドはチョコレートを程よくブレンドし、香ばしくローストしたピーカンナッツを砕いて練り込んでいます。
「晴れやか高田のピーカンナッツジャム~高田の朝 日本晴れ~全シリーズ完成販売会」は午前9時から午後8時30分まで。おでんせ館1階のサラダファーム脇、本館地下1階のジュピターコーヒー前に催事場を開設します。「米崎りんご」「北限のゆず」は195g、「チョコレートスプレッド」は185g。各種1080円で、ギフトボックス付きの3種セットは3440円。価格はいずれも税込み。