金ケ崎町の国産ハーブリキュール専門工場「金ケ崎薬草酒造」が、和ハーブリキュールの新作2種と国産アペリティフリキュールをリリースしました。「岩手から、新しい文化『アペリテーボタイム(食前酒・軽食を楽しむ時間)』を発信する」と思いを込めます。
昨冬誕生した金ケ崎薬草酒造は、お酒離れが進む国内の若い世代にアルコールのおいしさ、楽しみ方を感じてほしいと、飲みやすい低アルコールの「WAKA(和花)」シリーズを製造。初商品として「樹(いつき)」、秋の「果(みのり)」を手掛け、今回は新たに夏の「汐(しおり)」、冬の「元(はじめ)」を開発しました。各200㎖、度数10~12%で小売価格1500円。
夏のフレーバー「汐」は、奥州市の完熟正法寺梅をアルコールにたっぷりと浸漬させ、大葉、きゅうり、ラベンダーなどの爽やかなフレーバーをプラス。ニガヨモギの花のしっかりとした苦味も特徴。酸味と苦味が効いた味わいで、ソーダやトニックウォーター、お湯割りでたしなむのがオススメです。
冬のフレーバー「元」は、金ケ崎町産の赤イチゴと白イチゴがベース。ディルの花や山椒、唐辛子、ショウガなどを加え、冬のカラッとした土の香りを彷彿とさせるピリ辛な味わいが特徴です。ホットドリンクはもちろん、パイナップルなどのトロピカルフルーツとの相性も抜群。
「和花」シリーズの4種は、ハイプルーフシリーズとしても登場。ボタニカルの総量を増やし、度数を25%前後まで高めたこのシリーズは、カクテルベースやソーダ割りなどでハーブや果実の豊かな香りと味わいを楽しめます。各500㎖、度数21~28%で小売価格2700円。
さらに、国産素材で作る本格アペリティフリキュールも発売。食前酒として炭酸などで割って楽しむ低アルコールのリキュールは、欧米の若者を中心に人気を集めています。新作の「isaWA Aperitivo KZ(イサワ アペリティーボ カズ)」は、地元産リンゴをふんだんに漬け込み、自社栽培のハーブや県産野菜などをブレンド。リンゴの甘みに、菊の爽やかな香りやハーブの苦味が心地よく、ビター&スィートな味わいです。ソーダ割りに柑橘をプラスするのがオススメとのこと。500㎖、度数17%で小売価格2400円。
価格はいずれも税抜き。金ケ崎薬草酒造のホームページから購入できます。