時代小説「貸し物屋お庸謎解き帖」第5弾 平谷美樹さん(金ケ崎町)最新作発売

 金ケ崎町の作家・平谷美樹さんの時代小説「貸し物屋お庸謎解き帖 夏至の日の客」が9月12日に発売。江戸を舞台にした痛快な謎解きが人気を呼ぶシリーズ第5段です。

 貸し物屋「湊屋両国出店」のお庸は、物だけでなく力と知恵も貸してくれる―。うわさを聞き付けてやって来た客たちの秘密を見抜き、お庸が謎をさばきます。最新刊は表題作と「花の宴」「炬燵の中」「揚屋町の貸し物」「宿替え始末」の5編を収録。文庫本、248ページ。大和書房発行、税込み924円。

平谷美樹(ひらや・よしき) 1960年岩手県生まれ。大阪芸術大を卒業し、中学校の美術教師を務めながら創作活動に取り組む。2000年「エンデュミオンエンデュミオン」で作家デビューし、同年「エリ・エリ」で小松左京賞を受賞。2014年「風の王国」シリーズで歴史作家クラブ賞・シリーズ賞を受賞。

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