冬の名物「こたつ列車」 温まりながら三陸の絶景と味覚を

 三陸鉄道の冬の風物詩「こたつ列車」の運行が今年も始まりました。東北の寒空の下をひた走る列車の中、こたつでぬくぬくしながら移りゆく絶景を眺め、地元の味覚を楽しめる特別なプランです。

 宮古駅を11時5分に出発し、盛駅に13時55分に着くのは洋風こたつ列車。12月10日~2023年2月26日の土、日曜日と祝日に運行します。一番の見どころは車内にあり、ハイカラさんガイドが紙芝居で地元に伝わる物語を披露。また、宮古駅からの乗車限定でお弁当が注文でき、宮古名物「瓶ドン」(1500円)や「特製握り三鉄寿司(2500円)、新登場の「りあすサンドBOX」(1000円)から選べます。

 久慈―宮古間では、12月17日~2023年3月26日の土、日曜日と祝日にこたつ列車を運行。小正月の伝統行事「なもみ」が突然現れるサプライズが用意されています。

 12時7分久慈駅発、13時50分宮古駅着の便は、久慈駅乗車限定で「大漁舟唄御膳」(3000円)や「うに弁当」(1700円)、「あわび弁当」(1600円)、「ほたて弁当」(1200円)の予約が可能。

 14時40分宮古駅発、16時40分久慈駅着の便は、宮古駅から乗車した場合のみ新名物「イボンヌのシュークリーム」(600円)を予約できます。

大漁舟唄御膳
野田玉川駅―十府ケ浦海岸駅を走る「こたつ列車」

 乗車区間の運賃と、座席指定料金として300円が必要。弁当の予約は、乗車2日前の13時まで受け付けています。問い合わせは三陸鉄道旅客営業部=0193(62)7727=へ。

 リゾートホテル休暇村陸中宮古はこれに併せ、三陸鉄道のオリジナルグッズで盛り上がる宿泊プランを用意。三鉄列車型キーホルダーやオリジナルボールペン、クリアファイルなどから選べます。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!