水を一切使わず、野菜とスパイスと塩だけで味付けされた、チキンカレーが評判の盛岡の「サリサリカリー」。パキスタン・パンジャブ地方の家庭で父が教わったレシピを、店主で娘の本塚さんが受け継ぎ、提供。じっくり煮込んだ鶏肉は、ホロホロと崩れるほど柔らかく、スパイスの魅惑の香りと素材のうま味がぎゅっと凝縮。初めてなのにどこか懐かしい、深い味わいがじんわりと広がる。同店は「浅沼商店」を間借りしているため昼のみの営業。13時前には売り切れるので、早めの来店がおすすめ。テイクアウトはインスタDMで2日前に予約が確実。
(いわにちリビングun 2024年9月13日号掲載 特集「カレー」より)