三陸エリアもいよいよ秋本番。盛岡駅と宮古駅を結ぶJR山田線沿線は、紅葉に染まる渓谷美がすばらしく、中でも「大峠ダム」周辺は絶景と評判。三陸鉄道では見ごろに合わせ、10月8日~11月13日の週末を中心に、秋の味覚をお弁当にして車窓から紅葉を楽しむ「秋のプレミアムランチ列車」を運行しています。
JR山田線は、盛岡―宮古の東西を直結する102.1kmのローカル線。上米内―区界は25.7kmと、JR東日本で1番の駅間距離。区界駅は標高744mと、東北の鉄道路線では一番標高の高い駅。一方、山田線はJR東日本が公表する在来線の輸送密度で最下位になったことも…。そんな秘境の路線だけに、山深い紅葉や、閉伊川に沿って走るトンネルと鉄橋など、変化に富んだ車窓を最後まで満喫できます。
さらに、三陸鉄道では11時5分宮古発、13時55分盛着の臨時お座敷車両でプレミアムランチ列車を運行します。宮古名物「二刀流瓶ドン」は海藻スープ、海の幸満載の「特製握り三鉄寿司」はあら汁がセット。生ものが苦手な人には「特製巻き寿司弁当」をお薦めしています。料金は乗車区間の運賃に座席指定料金300円、弁当代2500円です。
※10月は8、9、10、15、16、22、23、29、30日の9日間、11月は3、5、12、13日の4日間限定。
※すべての停車駅で乗降できますが、弁当を注文できるのは宮古駅から乗車する人のみ。
※弁当は2日前の13時までに要予約。問い合わせは三陸鉄道旅客営業部=0193-63-7727=へ。
また、リゾートホテル休暇村陸中宮古は、旅の拠点となる宿泊プランも展開。「三陸の海の幸と山の幸を味わう」がテーマのビュッフェでは、自分で具材を選べるオリジナル釜飯が好評。朝食には旅の一日の始まりを応援する「いわて短角牛」入りハンバーグ、煮干しラーメンなどをそろえています。