登山地図GPSアプリ「YAMAP」を運営するヤマップ(本社福岡市)が、山登り初心者にオススメの紅葉スポットを初公開。栗駒山の湿原「名残ケ原」など、短い歩行時間と手軽な装備で絶景にたどり着けるコースを紹介しています。
「スニーカーハイク」の選定基準は①歩行時間が30分~3時間程度、②歩行距離が0.5km~5km程度、③上り標高差が300m以下、④最高到達地点の標高が2500m以下が目安。2021年9~12月のアプリ利用者の活動内容を基に、人気の山を中心に厳選しています。
東北エリアを代表するのは、栗駒山の「名残ケ原」。須川高原温泉(岩手県一関市)近くの登山口から30分ほどで到着します。「金色に輝く草紅葉の湿原の中に延びた木道の彼方に、紅葉の山肌が美しい栗駒山を望むことができる」とたたえられています。
岩手県内からは八幡平もラインナップ。このほか東北エリアでは青森県の「蔦沼」「白神山地十二湖」、山形県の「鶴間池」「蔵王山の沼めぐり」、福島県の「東吾妻山麓 鎌沼」「裏磐梯 五色沼自然探勝路」が挙げられています。各コースの詳細はYAMAP MAGAZINEで確認できます。
錦秋の栗駒山は「神の絨毯」と称されるほど。雨の日は無理せず、温泉でゆっくりするのも良し。今年は昭和湖までの通行止めが9月9日~10月16日の期間限定で解除されていますが、軽装なら深追いは厳禁。美しい景色につられて登りすぎないように気をつけてください。