「にっぽん百低山」書籍化、姫神山も紹介 酒場詩人・吉田類さんが愛する30座

 人気番組を書籍化した「NHK にっぽん百低山 吉田類の愛する低山30」が6月26日に発売。酒場詩人・吉田類さんが姫神山や六甲山最高峰など「ぜひ登ってほしい」30座を厳選し、読者を「誌上登山」に誘います。

 低山の魅力は「地域の人々の生活と密着しているところ」と語る吉田さん。30座それぞれの、山と人々が紡ぐ物語をたどります。草花や絶景など多種多様な自然の美しさはもちろん、下山後に行きたい地元の名店も紹介。

 2022年10月放送の「にっぽん百低山」で、盛岡市の姫神山を訪れた吉田さん。歌人・石川啄木の「ふるさとの山に向ひて言ふことなし ふるさとの山はありがたきかな」を実感させる円錐形の美しい山で、啄木が登った痕跡を探します。北海道・東北エリアからはこのほか手稲山、藻岩山、函館山、田代岳、本山、太平山、泉ケ岳、猫魔ケ岳が選ばれました。

 A5判並製、オールカラー160ページ、税込み1925円。「にっぽん百低山」は毎週水曜日午前0時20分に放送。吉田さんが全国の低山を登り、その魅力を伝えています。

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