【御朱印特集】志賀理和氣(しかりわけ)神社 紫波町

SNSで話題の「切り絵御朱印」(裏地色紙付き1200円)。絵柄は月ごとに替わり、2025年1月は金運・幸運アップの縁起物・巳と福をもたらす小づちを合わせた新年にぴったりのデザイン。御朱印は現在4種類あり、郵送も対応

 日本最北の延喜式内社として1220年の歴史を持つ、紫波町の志賀理和氣神社。境内には「紫波」の由来となる赤石がまつられており、古くから「赤石神社」「赤石さん」の呼び名で親しまれている。

 延暦23(804)年、坂上田村麻呂が東北開拓の守護神として経津主命(ふつぬしのみこと)と武甕槌命(たけみかづちのみこと)を勧請したことが始まり。以来、樋爪氏や斯波氏ら歴代領主から手厚い保護を受け、8代盛岡藩主の南部利視は「御社はとまれかくまれ 志賀理和気 我が十郡の国のみをさき」と和歌を献じ、社殿を造営したことでも知られる。

 北上川の治水事業に伴い、令和3年に境内を遷座、社殿も建て替えられた。ヒノキの香り漂う真新しい拝殿が参拝客を迎えてくれる。

その昔、北上川から引き上げられたという「赤石」が境内にまつられている。水に濡れると赤色が増して神秘的

DATA
紫波町桜町字本町川原3-1
019・672・2767
時/9時~17時

(いわにちリビングun 2024年12月28日号掲載 「御朱印」特集より)

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