気仙杉のラケットでフレスコボール 新ブランド「トリル」誕生

 コミュニケーションデザインスポーツ「フレスコボール」のラケットブランド・TRILL(トリル)が誕生。陸全高田の気仙杉で作ったこだわりのモデルを日本フレスコボール協会(JFBA)公式サイトで販売しています。

 フレスコボールはブラジル発祥のビーチスポーツ。ペアでラリーを楽しみ、回数やテクニックが評価される採点競技で、「思いやりのスポーツ」とも言われます。

 ブランド名は二つの音を交互に素早く演奏する音楽記号に由来。トリルはイタリア語で「鳥のさえずり」を意味し、砂浜に響く打音と、陸全高田の豊かな自然をイメージしています。

 自伐型林業で気仙杉のブランド化に取り組む山木屋が製作。プロ(高反発、軽量高反発)、スタンダード、スターター、ジュニアの5種類のモデルを展開しています。

 このうちプロ(高反発、1万2000円)はウレタン内蔵でスイートスポットも大きく仕上げた最高級モデル。スタンダード(7800円)は打感に癖がなく、気仙杉のみで作った木目や質感が特徴。ジュニア(4200円)は小さな手でも握りやすいよう、グリップテープを巻いて販売します。価格はいずれも税込み。

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