蜷川実花さんのアートが出現 八幡平市・安比高原スキー場

旧ザイラーゴンドラ山頂駅舎で展開されている、幻想的な映像インスタレーション
雲海カフェの展示スペース。蜷川さんが独自の視点で切り取った花々やチョウの写真47点が並ぶ

 八幡平市の安比高原スキー場で、写真家や映画監督として知られる蜷川実花さんの作品展「蜷川実花胡蝶の旅EmbracingLights」が10月30日まで開かれている。自然豊かなスキー場の敷地に、蜷川さんの色鮮やかなアート作品が出現。ゲレンデと芸術文化が融合した新たな企画が話題を呼んでいる。見どころは、草花の鮮烈な色彩をスクリーンに投影した映像インスタレーション。山頂にある廃ゴンドラ乗り場を舞台に、幻想的なアートを展開している。期間中は安比ゴンドラの山頂駅「雲海カフェ」に写真が展示され、写真でラッピングされたゴンドラアートも運行。夜の運行もあり、昼と夜とで違った体験が楽しめる。

ゴンドラアートは20基。窓が“極彩色”のアートに
8月4日に行われたトークイベントでは蜷川さん(右から2人目)や岩手ホテルアンドリゾートの皆川賢太郎さん(左)らが出演し来場を呼び掛けた

八幡平市安比高原117-1
0195・73・5111

〔蜷川実花胡蝶の旅EmbracingLights〕
期/~10月30日(夜の運行は特定日)
時/10時~15時30分、16時40分~19時20分
料/大人2800円、小学生1900円

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