いわて蔵ビール「レッドエール」 2年連続でスタイル別世界1位

 世嬉の一酒造が展開する地ビールブランド「いわて蔵ビール」が、英国で開催されたビールの世界大会ワールド・ビア・アワード(WBA)2022で、2年連続でスタイル別世界1位を受賞しました。

 WBAは年に1度開催され、今年は8月26日に実施。50カ国以上から3500銘柄を超えるエントリーがありました。

 審査は「Taste」「Design」の2分野で実施。「Taste」は10のスタイルごとにRound1とRound2の審査が行われ、Round3の最終審査で頂点が決まります。

 Round1は各国の代表を決める予選の位置づけ。スタイルごとに国の代表「カントリーウィナー」を選出します。いわて蔵ビールは「レッドエール」がEnglish Style Brown Aleで、「桜嵐IPA」がspecialtyIPAで、それぞれカントリーウィナーとなりました。

 さらに「レッドエール」はRound2で世界の強豪としのぎを削り、2年連続でEnglish Style Brown Aleの世界1位に輝きました。

 いわて蔵ビールのレッドエールは美しい琥珀色、カラメルモルトを使用した麦芽のうま味、ほのかな甘みが特徴。肉に合うビールとして人気で、全国各地の飲食店でファンが増えています。

 同社は「東北の地が、よりクラフトビールがおいしい地域として認知されるよう努力していきたい」と意気込んでいます。

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