観光誌「岩手之誇」が岩手日日新聞社から発行されました。本州で最も面積が大きい岩手県の、3世界遺産をはじめとした観光地や名産品を余すことなく伝えています。
巻頭特集「ほまれるぽ」は、盛岡市出身の作家・大平しおりさんの紀行文。平泉、橋野鉄鉱山(釜石市)、御所野遺跡(一戸町)の3世界遺産を通し、「いわてのほまれ」を見詰め直しています。
米紙ニューヨーク・タイムズで「2023年に行くべき52カ所」に選ばれた盛岡エリア、温泉地として名高い花巻エリアの魅力も紹介し、県内各地の観光ガイド、物産情報も充実。
さらに、連動ツアー「岩手の3つの世界遺産を巡る2泊3日」の内容も誌上で発表。日程は10月24~26日で、岩手の誇る歴史や文化を体感しながら紅葉、山海の幸も満喫するプランを打ち出しています。
「岩手之誇」は無料配布。平泉世界遺産ガイダンスセンターや御所野縄文博物館、橋野鉄鉱山インフォメーションセンター、釜石観光物産協会、いわて銀河プラザ、盛岡観光案内所、一関観光協会、一ノ関から花巻までの新幹線停車駅、一関市内の道の駅などに順次設置されます。岩手日日新聞社のホームページでも公開中です。
『岩手之誇』と書いて「いわてのほまれ」。これは、岩手日日新聞社の初代社長・山岸憲彰が1929(昭和4)年に作った弊社初の観光誌の名です。社史によれば当時、一関で全国規模の蚕糸共進会が開かれ、岩手之誇は大勢の来場者に無料配布されました。岩手日日新聞社100周年を迎えた今年、初代の思いを継ぐべく、記念事業の一環として『岩手之誇』の名を復刻した観光誌を発行しました。私たちが誇る岩手に、足を運んでいただければ幸いです。(岩手日日新聞社『岩手之誇』編集委員会)