金ケ崎町在住の作家・平谷美樹さんの時代小説「貸し物屋お庸謎解き帖 五本の蛇目」が6月10日に発売されました。現代でいうレンタルショップ・湊屋両国出店を江戸で営むお庸の活躍を描いた人気シリーズの3作目です。
湊屋本店と江戸市中にある全12店の出店を訪れた謎の翁の正体は? 慌てて借り出された5本の蛇目傘はいったい何に使われるのか? 毎夜馬小屋を訪れる怪しい影は河童か? それとも亡魂か? 客が求める貸し物の陰に隠れた事情と謎を、お庸が持ち前の好奇心と人情を武器にさばいていく五つの物語を収録。文庫版、272ページ。大和書房発行、定価880円(税込み)。