ホヤ嫌いでも食べられる、うま味たっぷりドレッシング 12月に先行販売

ホヤドレッシングのパッケージデザインは2種類

 気仙沼水産資源活用研究会(kesemo)は、ホヤ嫌いでも食べられる「ホヤドレッシング」の先行販売を12月1日にスタート。ホヤの生産量日本一の宮城県で、子供たちにその魅力を知ってもらいたい―。そんな思いから、気仙沼の学校給食に届けることを目指してクラウドファンディングの形式を取っています。

 甘味・酸味・塩味・苦味・うま味の「五味を一度に感じられる唯一の食べ物」とされるホヤ。栄養価も非常に高い一方、癖が強く好き嫌いがはっきり分かれる海の幸です。気仙沼市の観光キャラクター「ホヤぼーや」のイメージにもなっています。

 ドレッシングは醤油ベースで、玉ねぎのシャキシャキ食感も特徴。ホヤが苦手な人にもおいしく食べてもらえるよう独特の風味を抑えつつ、うま味を最大限に引き出しています。内容量は180㎖。

 先行販売は、クラウドファンディングサイトCAMPFIREで12月1~31日に実施。2000円コースは学校給食に3本届けることができ、3000円コースは支援者に1本、学校給食に2本5000円コースは支援者と学校給食に3本ずつ贈られます。このほか、支援者に「笹かまぼこ 牛タン(4枚入り)」や「気仙沼完熟牡蠣のオイスターソース」などが付いてくる「+α」コースも。いずれも生産者からの手紙が同封されます。

 リターンは2023年1月に、一般販売は2月に開始予定。給食センターへの寄贈も2月を見込み、気仙沼市内の26の小中学校の子供たちに味わってもらいます。

 kesemo事務局で地域おこし協力隊の関純麗さん(一関市出身)はドレッシングについて「ホヤ独特のクセがなく、おいしい」とPR。「まずは気仙沼の子供たちへ、そして全国にホヤの知られざる魅力を伝えたい。ホヤに親しんでもらうきっかけになったらうれしい」と話しています。

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