宮城県石巻市の石ノ森萬画館で、特別企画展「ねずみくんのチョッキ展」が開かれています。シリーズ最新作を含む絵本原画、ラフ・スケッチなど約160点を展示。企画展のオリジナル絵本を自分で完成させたり、管内の展望喫茶でコラボメニューを味わったりすることもできます。
世代を超えて愛される絵本「ねずみくんのチョッキ」は、作家・なかえよしを、画家・上野紀子夫妻の共同作業によって生まれた人気作。シリーズ累計470万部を超え、2019年に刊行45周年を迎えました。鉛筆で描かれたモノクロの絵と、最小限の文章、余白を生かした美しい構図で注目を集め、多くの子どもたちの心をつかんでいます。
会期中、1階受付でオリジナル絵本「ねずみくんのスタンプ」を販売。館内を巡って7種類のスタンプを集めることで絵本が完成する仕組みです。価格は550円。
プラ板キーホルダーを作れるワークショップ(予約不要、300円)やフォトスポットも用意。グッズショップには図録をはじめフレークシール、ぬいぐるみ、Tシャツなどが並びます。
さらに、3階の展望喫茶ブルーゾーンではコラボメニューを展開。「ねずみくんのジョッキ チーズパフェ」(1430円)、「ねみちゃんのこれだけ?プレート ねずみくんサイズ」(500円)、「ねみちゃんのまんぞくプレート ふつうサイズ」(990円)、「ねそべりラテ」(2種、各550円)と多彩。プレートはシリーズ28作目の「ごちそうだよ!ねずみくん」に出てくる料理がモチーフになっています。