酒のまち・紫波から 「はじまりのお酒」「はじまりのハードサイダー」

 酒と学校(本社紫波町)によるプロジェクト「はじまりの学校」が、6月2日正午から「はじまりのお酒」「はじまりのハードサイダー」のセットを限定発売。紫波町産の原料を使ったブランド第一号の酒で「記念すべき誕生酒をぜひ皆さんも味わってみてください」とPRしています。

 「はじまりの学校」は2023年、紫波町内の廃校になった小学校を拠点に始まったプロジェクト。町全体をひとつの醸造場と捉え、新たな酒文化の創造を目指しています。

 「はじまりのお酒(720ml)」は、紫波酒造店(旧 廣田酒造店)が100年前の製法「酸基醴酛(さんきあまざけもと)」で醸した日本酒。名水として知られる「水分神社」の湧水を源流とした水、紫波酒造店の蔵付き酵母、そして地元の農家・吉田辰巳さんがこのために育てた酒米が原料。甘酒を酒母造りに用いる酸基醴酛によって生まれるやさしい甘みと奥深い酸味のバランスが、さまざまな食事にぴったり合います。

吉田辰巳さん
紫波サイダリーの代表ジェフ・ハワードさん(右)、醸造家ミカ・ワレニウスさん(左)

 紫波サイダリーとぷくぷく醸造が造る「はじまりのハードサイダー(330ml)」は、紫波町産の米、ぶどう、りんごが原料。日本酒やワイン、シードルなど多様な醸造文化をもつ紫波町ならではの個性を表現した、今までにないジャンルの酒です。強めの発泡感としっかりした酸味が魅力で、乾杯の酒としても食中酒としても味わえます。

 セット内容は「はじまりのお酒」1本と「はじまりのハードサイダー」2本。価格は​4980円(送料、税込)。オンラインストアで限定50セットを販売。

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