創建456年。境内は水沢公園と隣接しており、春には岩手県指定天然記念物のヒガン系桜群が心を和ませる。
公園側の大鳥居が入り口。手水舎近くの夫婦杉は夫婦円満の願いがかなうとされ、木肌をなでたりご神木のご利益をいただく方などが多数訪れる。社殿は本殿、幣殿、拝殿からなる。2003(平成15)年に駒ケ岳山頂(現奥宮)から現鎮座地へ奉遷100年を記念して造営された。社号を示す扁額は、同地出身の後藤新平氏が揮毫(きごう)したもの。坂上田村麻呂公、奥州藤原家、伊達家、南部家より崇敬の念を集めた名社だ。天照大御神から四世代神と宇宙をつかさどる天常立尊(あめのとこたちのみこと)、地球を守る國狭槌尊(くにのさづちのみこと)の計六神を駒形大神として祀る。
(いわにちリビングun 2024年12月28日号掲載 「御朱印」特集より)