櫻山神社は1749年、当時の盛岡藩主・南部利視が初代藩主・信直の遺徳をしのび、盛岡城内に神殿を建立し「淡路丸大明神」として祭ったのが始まり。後に南部家初代の光行、築城と城下町の造成に貢献した利直、法律と消防を整え藩校教育を推進した利敬を合祀(ごうし)。盛岡の礎を築いた南部公四柱を御祭神にしていることから、仕事運や勝負事にご利益のある神社として知られている。
境内にある巨大な「烏帽子岩」は市民から「お守り岩」として親しまれている。かつての参道は飲食店がひしめき合う魅力的なエリアになり、参拝後は散策や食べ歩きを楽しむのもおすすめ。
(いわにちリビングun 2024年12月28日号掲載 「御朱印」特集より)