宮古は、県内有数の水揚げ量を誇る毛ガニの産地。県産は「三陸毛ガニ」とも呼ばれ、やや小ぶりだが身が甘く、濃厚なカニみそがたっぷり詰まっているのが特徴。旬を迎える2月〜3月は、さらにおいしさが増すという。
宮古市魚市場では、毎年3月に「宮古毛ガニまつり」を開催。生きたままの新鮮な活毛ガニや毛ガニ料理が並ぶほか、カニの一本釣りなどが行われ、まさに“カニ尽くし”。毎年7000人が訪れる冬の一大イベントとして知られている。
2月1日〜3月31日は「宮古毛ガニ月間」と銘打ち、市内鮮魚店などで毛ガニが購入でき、飲食店では毛ガニを使った特別メニューを提供。三陸沿岸の宿泊施設では、三陸ゆで毛ガニ一杯が付いたおトクな特別宿泊プランも登場する。毛ガニざんまいのぜいたくな旅を楽しんではいかが。
イベント情報
宮古毛ガニ月間 2月1日~3月31日
市内37店舗で新鮮な活毛ガニが買える!食べられる!店頭ののぼりが目印。
第23回宮古毛ガニまつり 3月2日/宮古市魚市場
活毛ガニをはじめ、ゆで毛ガニ、魚介類、瓶ドンなど冬の味覚が大集合。9時~14時。イベント詳細や臨時列車、シャトルバスなどの情報は、宮古観光文化交流協会HPをチェック。
(いわにちリビングun 2025年1月31日号掲載 特集「さんりく 旅シリーズVOL.1 宮古編」より)