実力派ワイナリーが東北初出店 大分県・安心院(あじむ)葡萄酒工房

日本ワインフェスティバル花巻大迫2025 出展ワイナリー

 ワインフェス初参加の「安心院葡萄酒工房」は、大分県宇佐市安心院に拠点を構える西日本有数のワイナリー。麦焼酎「いいちこ」を手掛ける三和酒類が立ち上げたワイナリーで、実は、発売は「いいちこ」よりもワインのほうが先なのだそう。近年は自社畑を拡大し、新たな品種の開発にも着手。栽培と醸造の両輪による“農のあるワインづくり”に力を注いでいる。

 主力銘柄は、安心院産シャルドネを使った「安心院スパークリング」。瓶内2次発酵によるきめ細かな泡と爽やかな果実味、キリッとしたのど越しが特徴。日本ワインコンクールでは8度も部門最高賞を獲得している実力派だ。ワインフェスではスパークリングのほかにアルバリーニョや小公子、6月発売予定のビジュノワールなど10銘柄を提供する。岩下理法さんは「東北の出店は今回が初めて。たくさんの方に当社のワインを味わってもらえたら」と期待する。

※出展ワイナリーは変更になる場合があります。
(いわにちリビングun 2025年5月16日号掲載 特集「北の小さな町が、ワインの王国になる。」より)

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