
「オーディオブック大賞2026」授賞式が10月5日、都内で行われ、菊池雄星賞に選ばれた「銀河鉄道の父」の著者、門井慶喜さんが登壇。選者のメジャーリーガー・菊池雄星投手のビデオメッセージも公開され、「たくさんの気付きを得られる素晴らしい作品」と絶賛しました。
オーディオブック大賞は、国内最大級のオーディオブック配信サービス「audiobook.jp」が主催するアワード。実際にaudiobook.jpを利用するユーザーの声を元に受賞作品を決定し、今年は7月8~20日の期間に約1200人が投票しました。文芸部門大賞は、18人ものナレーターが繰り広げる演技が好評だった「成瀬は都を駆け抜ける」。このほか同部門準大賞に「52ヘルツのクジラたち」、ビジネス書部門大賞に「世界は行動経済学でできている」、同部門準大賞に「ゆるストイック ノイズに邪魔されず1日を積み上げる思考」などが選出されました。

菊池投手は「銀河鉄道の父」について、「僕自身、同じ岩手県の出身ということもあり、宮沢賢治さんには幼い頃から大変親しみを持って育ってまいりました。その賢治さんのお父様の物語ということで、現在子育てをしている親の立場として、子育てにおける葛藤や、人との接し方など、この本を通してたくさんのことを考えさせられました。たくさんの気付きを得られる、素晴らしい作品だと思っています」とたたえました。
門井さんは授賞式で、「専業作家として書斎で一人執筆しておりますが、マウンド上でたった一人で戦う投手の姿に憧れと尊敬の念を抱く」と菊池投手に敬意を表した上で、ピッチャーのヒーローインタビュー風にあいさつ。担当編集者のリード、出版社やオトバンクのスタッフの守りに感謝を表しながら、受賞作は「時には懐をえぐるようなインコース、時にはのらりくらりと交わす変化球のような、緩急のついた物語に仕上げることができた」とコメント。「次の本でも『粘りの執筆』で読者の皆様に貢献できるよう頑張りますので、今後とも応援をよろしくお願いいたします」と宣言しました。

