日本・台湾の絆と互いへの感謝を、双方の漫画家が描いたオリジナル色紙228枚を展示することで表現する「漫画の絆 台日色紙展」(主催 台北駐日経済文化代表処台湾文化センター)が、4月8日から大槌町文化交流センター「おしゃっち」で開催されます。
東日本大震災で甚大な被害を受けた大槌町は、台湾からの多大な支援への感謝を伝えるために「復興ありがとうホストタウン」として自らを位置付け、東京五輪・パラリンピックでの台湾選手の応援やオンライン交流、台湾への支援に対する感謝動画の制作などを行ってきました。三陸鉄道の大槌駅をイメージしたキャラクター「大槌カイ」のアニメーション制作など、漫画やアニメを活用した町おこしにも取り組んでいます。
初日はオープニングセレモニーをはじめ台湾漫画家や日本の声優、町民との交流会を予定。交流会に参加する漫画家は、ドラマ化もされた「用九柑仔店」の阮光民さん、「クリニクラウン―『またね』を最後にもう一度―」で2021年日本国際漫画賞優秀賞受賞をした柯宥希(顆粒)さん、日本で出版されている「時間の支配者」「転生賢者の異世界ライフ」の彭傑さんの3人。また、日本の有名声優で「機動戦士Zガンダム」パプテマス・シロッコ役や「ちびまる子ちゃん」友蔵おじいちゃん役の島田敏さん、「ONE PIECE」ニコ・ロビン役や「新世紀エヴァンゲリオン」赤木リツコ役の山口由里子さんの2人が参加します。
交流イベント参加者には「タイガーエア台湾」の仙台―台北の往復ペアチケットや、台湾漫画家や声優の色紙が当たるキャンペーンも実施されます。
台北駐日経済文化代表処台湾文化センターは「日本の方に加えて、日本に旅行に来る台湾の方にも、美しくおいしいものにあふれた大槌町に遊びに来て、これからもお互いの友情を育んでくれることを願います」とPRしています。