早池峰山の麓・花巻市大迫で、県産ブドウを使った高品質でおいしいワインを追求し続ける「エーデルワイン」。1947・48年の台風で被災した町をワインで盛り上げようとブドウ栽培から始め、1962年より醸造。地元のブドウ農家と連携し、幾多の失敗や試行錯誤を繰り返しながら、最高のブドウづくり、ワインづくりを目指してきた。原料はすべて岩手県産。消費の7割が県内と地元で長く愛される地域密着のワイナリーだが、近年は世界的に権威あるワインコンクールに入賞するなど、海外からも一目置かれる。
アイテム数は100種類ほどあり、中でも「五月長根 リースリング・リオン」は同社を代表する人気の辛口白ワイン。昨年、このワインを使ったスパークリングワインが新発売され、こちらも話題。
飲んでほしい1本
「五月長根 リースリング・リオン スパークリングワイン」
(720ml/3300円)
昨年、発売されるや否や一時完売となり話題を集めた「五月長根 リースリング・リオン」のスパークリングワイン。すっきりとした飲み口で、青リンゴや柑橘を感じさせる爽やかな香りと、ほど良い酸味と果実感のあるバランスのとれた味わいが特徴。クリスマスやお正月などお祝いの席にもぴったり。
(いわにちリビングun 2024年11月22日号掲載 特集「ワイナリー探訪」より)