ケープペンギンの新施設がオープン! 仙台うみの杜水族館

 仙台市の「仙台うみの杜水族館」で、ケープペンギンの新施設「うみの杜ビーチ -PENGUIN LIFE-」が15日にオープン。つぶらな瞳やぽってりとした体型で不動の人気を誇るケープペンギンが、より身近に感じられるようになりました。

 ケープペンギンは南アフリカ沿岸部に生息。ケープタウン近郊のボルダーズビーチは保護区に指定されており、新施設はボルダーズビーチをモデルに生息環境を再現。「海コーナー」「砂浜コーナー」「営巣コーナー」の構成で、一体感や臨場感を体感できる環境一体型展示です。

海コーナーのイメージ

 海コーナーには、手動の造波装置を設置。プールに波を作り、波に揺られて遊ぶペンギンたちの姿を観察できます。砂浜コーナーでは砂を掘って遊ぶ姿を見られるかも。営巣コーナーでは、ひなの成長のやペンギン同士の関係の変化などを、ペンギンたちと家族になったような気持ちで見守ることができます。

ペンギンフィーディングタイム

 さらに、二つのオプションプログラムを用意。飼育員の解説を聞くことができる「ペンギンライフツアー」(1000円)、ペンギンたちにごはん(イカナゴ)をあげられる「ペンギンフィーディングタイム」(1杯300円)を体験できます。

 新施設のオープンに合わせ、隣接するフードコート「wakuwaku ocean」も、ペンギンたちのかわいらしい姿を見ながら食事ができる空間に。ずんだ味の「ペンギンもなかサンド」(580円)といった新メニューも登場します。また、エントランス横にはヨーロッパ最大級のカフェブランド「コスタコーヒー」を味わえるテイクアウトコーナーもオープン。水族館でたくさん遊んだ後のブレイクタイムにぴったりです。

 仙台うみの杜水族館には、個性豊かなケープペンギン9羽が暮らしています。愛称や翼についたバンドの色を覚え、“推しペンギン”を見つけると親しみもアップ。「人間関係ならぬペンギン関係にも注目」とPRしています。

 このほか、仙台うみの杜水族館はこの夏、東北出身のアイドルグループ「いぎなり東北産」とコラボレーション。イルカ・アシカ・バードのパフォーマンス「STADIUM LIVE」で、いぎなり東北産の楽曲「うぢらとおめだづ」を使用し、イルカたちの夏らしいスプラッシュ演出とのコラボレーションを楽しめます。8月21日(日)まで。

 入場料は大人2400円、シニア(65歳以上)1800円、中高生1700円、小学生1200円、幼児(4歳以上)700円。価格はいずれも税込み。

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