「明治日本の産業革命遺産」世界遺産協議会(事務局・鹿児島県)は、釜石市の橋野鉄鉱山を含む世界遺産「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」と人気ミステリー作家のコラボプロジェクトを実施しています。構成資産を舞台とした書き下ろし小説を公式noteで順次発表するもので、橋野鉄鉱山を担当するのは相沢沙呼さん。現地取材を基に遺産群の様子や地元民の暮らしを表現した物語は、新たな魅力発見の機会になっています。
全国の地方自治体の活性化をサポートするアマナ(本社東京都)が推進する同プロジェクトは、2月に公開された第1回に続いて2回目。相沢沙呼さんが橋野鉄鉱山、新川帆立さんが官営八幡製鐵所旧本事務所(福岡県北九州市)、七尾与史さんが遠賀川水源地ポンプ室(福岡県中間市)、芦沢央さんが松下村塾ほか(山口県萩市)をそれぞれ担当しています。
同協議会は、岩手県や釜石市など8県11市で構成。2025年の世界遺産登録10周年に向け、フォトコンテストなども開催しています。